《未発見の小惑星より、数光年離れた現在地への誘い》《Undiscovered Asteroid: An Invitation to Earth from Light Years Away》

《Undiscovered Asteroid: An Invitation to Earth from Light Years Away》2020
Motomachi-Chukagai Station, Minatomirai Line, Japan
2020.9.26-10.11
Inkjet output sheet, vinyl tape


《未発見の小惑星より、数光年離れた現在地への誘い》2020
「Creative Railway〜みなとみらい線でつながる駅アート」元町・中華街駅
2020.9.26-10.11
インクジェット出力シート、ビニールテープ

 このプロジェクトは、私が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による外出自粛期間中に、異様なほどの静けさに包まれた横浜を一人で歩いていたときに、都市のイメージはどのように変化するか想像してみたことから始まりました。
 同じ光景を目撃しているはずの他者がいないと、都市をなぜかとても遠く離れた場所のようだと感じたのは、まるで確実に存在しているけど見ることのできない未発見の小惑星と都市はどこか似ているからなのではないかと考えました。
 実は、誰とも共有することのできない「都市の記憶」はお互い数光年くらい離れているのかもしれません。では、たとえ誰も見ていなくても、都市は都市でいられるのでしょうか?数光年離れた先に漂う都市のイメージに思いを馳せる試みです。

Edited by Masaya Sawada
Sound by Radek Rudnicki
Photo by Ujin Matsuo
Photo by Ujin Matsuo

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